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こんにちは!つますきーです。
みなさんの中にも「家計改善」や「年収アップ」のために勉強を頑張っている方がいるでしょう。
今回は、試験に合格するための当日の過ごし方についてお話しします。
試験当日の過ごし方についての他の記事を読んでみると、
「筆記用具や受験票を前日までにカバンに入れましょう」
とか
「前日は徹夜をせずに最低でも7時間は睡眠をとりましょう」
とか、
当たり障りのない心得的なものが多い印象を受けました。
また記事によっては「当日の過ごし方を事前に決めておきましょう」とだけ書かれている記事もあります。
確かに、当日の過ごし方を自分自身で考えて、事前にイメージトレーニングをしておくことは大切です。
当記事のゴールは、「試験当日の過ごし方を決定するうえでの指針を示すこと」です。
そして最後に、私の試験当日の過ごし方をテンプレとして用意しましたのでご参照ください。
挑戦するからには合格したい!
資格試験に挑戦することで勉強習慣が身につきます。
これ自体とても価値あることです。
たとえ合格できなかったとしても、資格試験に挑戦することで最高の財産をゲットできます。
しかし、やはり不合格が続くと面白くないし、ご自身の社会的な評価も高まりにくいです。
合格するためには、毎日のコツコツとした努力が何より重要だと思います。
しかし、試験当日に実力が発揮できなければ、合格を勝ち取ることができません。
今回は、試験本番に最大限の実力を発揮するための当日の過ごし方について説明します。
今回の話は資格試験だけでなく、大学入試などにも応用できるかと思います。
具体的にイメージしやすいように、私が受験した不動産鑑定士試験(二次試験)をモデルに説明します。
しかし、単に不動産鑑定士試験の受験生に役立つ情報ではありません。
どんな試験にも応用できる「考え方」をお伝えしたいと思います。
予備校では当日の過ごし方について詳しく説明してくれない?
私はTACという予備校の不動産鑑定士講座を受けていましたが、試験当日の過ごし方については詳しく説明してもらった記憶はありません(もし説明していたらすいません、TAC様)。
予備校が詳しく説明しない理由は、単純にアドバイスしづらいからだと思います。
当日の過ごし方って、結局のところ「人それぞれ」だと思います。
「人それぞれ」であれば、私もこの記事を書く意味がないんですよ。
でも、「人それぞれ」ですべての問題を片づけていては何も発信できません。
そのため、今回私は実体験も踏まえて、ポジションをとって主張していきます。
※これから話す3箇条に科学的根拠などは特にありませんので、多少の独断と偏見が含まれます。
※人によっては合わない部分もあると思いますので、そこはご自身でチューニングしてください。
偉そうにアドバイスするあなたは誰ですか?
私は不動産鑑定士試験(二次試験)に1度の受験で合格しています。
でも、これを聞くと、「それはあなたが優秀だっただけではないか?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
本番直前に行われた全国模試はあまり良い結果ではなく、合格圏内に入っているとは思えない順位でした。
ぶっちゃけ、私自身も1発で合格すると思っていませんでした。
しかし、それでも合格できたのは、運の要素もありますが、当日のパフォーマンスにこだわったからでもあります。
このように、合格水準に至っていない受験生でも、試験当日に実力を十分に発揮することで合格することができます。
したがって、日々のコツコツとした努力など、やれるだけのことをやった後は、当日のパフォーマンスにこだわりましょう。
前振りが長くなりましたが、本題にいきましょう!
モデル試験:不動産鑑定士試験(二次試験)の概要
試験時期:8月
試験形態:論文式
試験日:3日間
各日の試験スケジュール:午前1科目(10時~)、午後1科目(13時半~)
試験時間:1科目2時間
試験会場:有明(東京) ※他の会場もあります。
試験概要の詳細については以下をご参照ください(令和5年試験の資料です)。
https://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/content/001585747.pdf
それでは、この試験をモデルに3箇条をお話ししていきます。
1 会場近くのホテルに泊まりましょう
私は試験会場から徒歩3分くらいのホテルに宿泊しました。
試験が3日間ありますので、3泊4日しました(宿泊費約3万円)。
私は関東圏内に住んでいるので、電車に1時間ちょっと乗っていれば有明に到着します。
それでも、ホテルに宿泊しました。
私だったら、ほんの少しの乗車時間であっても、試験会場近くのホテルに宿泊します。
理由は大きく分けると2つです。
①電車が遅延する可能性がある
遅延は予測できません。
私は以前、自分が乗っていた電車で人身事故が発生し、1時間以上電車内に閉じ込められたことがあります。
(おそらく人身事故の後片付けが大変で、乗客を外に出せなかったのだと思います)
私が受験した不動産鑑定士試験のときも、試験2日目に電車の遅延がありました。
そのとき電車に乗っていた人はパニックになったと思います。
それがストレスとなり、かなり疲弊した受験生も多いのではないでしょうか?
人身事故などで乗車したまま電車が止まってしまうと、身動き取れなくなります。
そのため、できる限り「歩いてでも会場に行ける距離のホテル」に宿泊することをおすすめします。
というよりは、そもそも試験当日は電車に乗らないことをおすすめします。
②満員電車で体力消耗してしまう
満員電車ってストレスですよね。
試験会場に到着する頃にはきっと疲れ切っていると思います。
宿泊費はケチらない方が良い
先ほどの2つの理由からホテルに泊まりましたが、人によっては「宿泊費がもったいない」と思う人もいるでしょう。
でも予算に余裕があるのなら、絶対に泊まった方が良いと思います。
そこはケチるところではありません。
もし、会場近くに宿泊したことで、試験当日に実力が発揮でき、合格することができるならいいじゃないですか。
合格できれば、また1年間勉強を頑張るための時間とコストを削減することができます。
2 服装は事前に決めておきましょう
当日の朝に服装を考えるなんて愚の骨頂です。
時間も判断力も無駄に消費します。
社会的に大成功を収めた人は、毎日同じような服を着ている人が多いことで有名です。
スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグも常に似たような服を着ていますよね。
その理由は、「日々の決断の数を減らし、重要な決断に費やすエネルギーを節約するためだ」と言われています。
たぶん、成功者は無駄なことをしないのだと思います。
当日に着る服は事前に確定させておきましょう
できる限り、日頃から試験当日の服装で問題を解くことに慣れておいた方が良いです。
また、本番直前に行われる全国模試などでは、本番同様の服装で臨みましょう。
ちなみに私は以下のような服装で受験しました。
・Tシャツ + Amazonで買った防寒着↓
・ゆったりとした長ズボン
・靴下をはいたうえでスリッパをはく
会場は寒いことがあります!
試験日が真夏であっても、試験会場はかなり寒いことが多いです。
会場にもよりますが、エアコンが効きすぎています。
人によっては寒すぎて手が震えて文字が書けないと思います。
文字が書けなかったら論文試験の場合、致命的です。
私が靴下をはいたうえでスリッパをはていたのは、単純に寒かったからです。
私は以下のような防寒着をAmazonで購入しました。
この防寒着を着て令和5年の試験を受けていたのは私です。
3 ランチは軽めにしましょう
炭水化物をガッツリ食べるとインスリンショックが起きます。
それにより急激に眠くなり、判断力も低下するでしょう。
ランチは食べ過ぎないことをおすすめします。
ちなみに私は以下のものを事前に用意して、自席で食べました。
・カロリーメイト
・素焼きナッツ(小袋)
・チョコレート(少量)
間違っても、飲食店に入るなんてやめてください!
手際の悪い店で、注文した料理がなかなか運ばれてこなかったらイライラします。
つい脂っこいモノを食べてしまって、午後の試験中に気持ち悪くなるかもしれません。
また、服装の話と同じですが、無駄な判断をすることにもなりかねません。
「なんだか、腹が減った…」
「よし!店を探そう!」
「俺の胃袋がペコちゃんだから、今日はカツカレーにしようかな」
「いや待てよ、今日は中華料理の気分だなあ」
「あの店は行列ができているから、別の店を探そう」
など多くの判断をしてしまいます。
試験当日に孤独のグルメごっこをするのはやめてください。
午後の試験が始まる頃には疲れてしまっています。
食べるものは事前に用意しておきましょう。
でも最終的にはご自身の体調に合わせてください
ランチについて話してきましたが、正直、食の話が一番難しいです。
食習慣ってすごく「人それぞれ」ですよね。
ランチにガッツリ食べた方が、むしろ調子が出やすいという人もいるでしょう。
ゲン担ぎでカツカレーを食べたい人もいるでしょう。
結論、ご自身のお身体と相談してください(笑)
試験当日だけ食習慣を変化させると、かえって調子狂う可能性もあります。
そのため、日頃から試験当日の食生活に慣れておくことをおすすめします。
ちなみに私は日頃からランチでは炭水化物を摂取しません。
午後に眠たくなるからです。
この生活を数年続けていますので今では慣れていますが、この習慣を始めた当初はきつかったです。
夕飯時期になると気絶しそうなくらいお腹すいていました(笑)
3箇条に入らなかった番外編
以下のものは、「人それぞれ」の極みなので、あえて紹介しませんでした。
●前日は会場の下見をすべき!
●試験開始3時間前までには起床すべき!
●モーニングコールは家族・友人にも頼むべし!
●朝食も軽めにすべき!
●試験開始直前は分厚いテキストを読むのではなく、ワンペーパーレジュメを読むべき!
●頻尿で悩んでいる方は、思い切ってオムツをはくのも良し!
●その日の試験終了後は少しリラックスするのもアリ!(私はビールを少し飲みました)
(テンプレ)私の試験当日の過ごし方(前日~当日)
よければ参考にしてください。
必要に応じてご自身でチューニングしてください。
【前日】※ホテルにいます。
●21時 入浴
●寝る前に暗記事項確認
●23時 就寝
【当日】
●7時 起床
●少しだけ朝食(私の場合、前日に買っておいたバナナ1本と以下の商品を食べました)
●シャワーを浴びる → 暗記事項確認
●9時 ホテルから出発
●少し外を散歩(暗記事項を思い出しながら)
●9時20分 試験会場到着
●トイレを済ませて、暗記事項最終確認
●10時 午前の試験開始
●12時~ ランチ(自席で)
●少し外を散歩
●自席で20分間昼寝(めぐりズムを目に当てて)
●少し外を散歩
●自席に戻って暗記事項最終確認
●トイレを済ます
●13時30分 午後の試験開始
●15時30分 午後の試験終了
●ホテルに一旦戻る
●外を散歩しながら暗記
(会場が有明だったので、東京ビッグサイトの敷地内を散歩しながら暗記を進めていました。ですが、イベントが行われていなかったこともあって、人がほとんどいませんでした。くれぐれも熱中症にはお気を付けください。人が少ないと、熱中症で倒れても誰も気づいてくれない可能性があります)
●19時 夕食
(「有明ガーデン」という商業施設で食べました)
(脂っこくないものを食べました。また、ナン等、手で食べるものは控えました(衛生的に))
●21時 入浴~ ※あとは【前日】と同じです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
3箇条話していきましたが、共通する考え方は「当日の無駄な判断を極限まで減らすこと」です。
無駄な判断はせずに、試験中に最良の判断をして、最高の結果を出してください。
判断エネルギーは本番まで温存しておきましょう。
本番までに合格圏内に入っていなくても、最後の最後まであきらめてはいけません。
当日のパフォーマンス次第でどんでん返しは起きます。
「あきらめたら、そこで○○終了」ですよね?
では、まとめいきましょう!
●資格試験に挑戦すること自体にも価値がありますが、結果を出しましょう!
●1箇条目:会場近くのホテルに泊まりましょう
●2箇条目:服装は事前に決めておきましょう
●3箇条目:ランチは軽めにしましょう
今日の話が参考となり、みなさんが試験当日に最高のパフォーマンスを発揮できることを願っています。
ご愛読ありがとうございました。
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